都心で働く若造ナンパ師のブログ

如何なる時も女性の心を盗めるように。

合言葉はTTP

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10月某日 1:00 六本木

 

軽やかに5番出口への階段を駆け上がる。

「いつもの俺たちに戻りたい。立て直したい。」

はやる気持ちを抑えられず、大柄な外国人の集団を抜き去り、

ホームタウンへ降り立つ。

 

大きく息を吐き、そしてこの街の空気を思い切り吸い込む。

「やっぱりクサいなこの街は。香水くさい。

しかし獲物の匂いだ。最高だね。」

気色悪い笑顔を湛えてワルサーはつぶやく。

「この時間帯からギラつき始める街は、

日本中探してもここだけだよ。ただいまー。」

横でゆきが早速サージングを始める。

 

「せっかく六本木でコンビするんだし、

尊敬するasapenさん、ケチャさんに倣ってくるくる目指そうぜ!」

「OK!ルーティーンやSTEPも彼らに倣おう!」

 

圧倒的案件数からナンパ師にとって言い訳できない街"新宿"で、

地蔵時々ガンシカ状態により目が白くなり始めた2人だったが、

水を得た魚のように生き返った。

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1:30 西麻布交差点

 

六本木交差点から声かけしながら歩いてきた。

いつものポジションで陣取る。

ハロウィンが近いからかターゲットの数はいつも以上に多い。

「ごめん、今から友達の家で飲むのー。」

「今夜はクラブ行って騒ぐ日なの。」

これから始まる長いパーティーナイトへの期待値を、

超える提案をワルサー&ゆきは出来ずにいた。

 

早速クラナン卒業宣言を撤回するか?

否、こちらのフィールドに彼女たちを引き摺り込もう。

 

2:00

 

再び六本木交差点方面へ向かいながら、

すれ違うターゲットには人数問わず仕掛けていく。

「やぁこんばんは、今からクラブ行くんでしょ?」

「えー、決まってないよー。」

「そうなの?顔にクラブって書いてあるよ。」

「笑 行くかもしれないかなー。」

「お、いいね!じゃあさっきまで俺らいたから、

いいこと教えてあげる。少しだけ止まろうか。」

行き先を制するように腕を出し、建物側に彼女たちを止める。

ルーティーン『ウォール・ブロッキング』。

 

「クラブの中、男祭り状態だったけど、それでも行く?」

「別にいつもそうじゃない?」

「いやいつもの数倍は多かったね!尋常じゃない、あれは。

騒ぐことも飲むことも出来ないくらい。

だから女の子もどんどん帰ってて、俺らも出てきたんだ。」

男が多いことは良くても、女が皆無の状態を嫌がる子はかなり多い。

同性の周囲が騒いでるから騒ぐ。ナンパされているから応じる。

そんな女の子のクラブへ行く気持ちを消滅させる、

ルーティーン『男子ング・フェスティバル』。 

 

和み案件が4つほどあったが結局ワルサーもゆきも連れ出し打診をせず、

気に入った担当子に後ほど個別合流する旨で番ゲするに留まっていた。

 

行動量は出ている。しっかりターゲットを見極めよう。

バランスの良いスト値コンビがいたら、渾身の一声入魂だ。

 

2:30 六本木交差点

 

「お疲れ。大きい荷物もって、今からどこ行くの?夜逃げ?」

小悪魔コスプレのスト6、スト5のコンビに声かけ。

「さっきまで飲んでたんだけど、服着替えたくて。」

「あ、じゃあ案内してあげる。綺麗なトイレあるところ知ってるから。」

何かを探していたり、困っているターゲットは狙いやすい。

恩を売ることで、返報性の原理が大きく効き、

後に提案が受理される確率が高まる。

 

六本木ヒルズへ向かう道中、ゆきに耳打ちする。

「トイレへ行った後、いつもの店へ連れていく?」

「いや閉まってることにして、『六本木劇場』やってみない?」

「もう全部パクろう。学ぶは真似ぶから。

あの人たちを『徹底的にパクる』(TTP)が合言葉だ!」

 

2:45 六本木ヒルズ

 

道中に彼らのプロフィールを聞き出す。

スト6はW稲田出身のOLでLINEのアイコンからおいらん子、

スト5は現役のW稲田生で目が大きかったので高田純次子。

2人で初めて六本木で遊びに来たとのこと。最高のターゲットだった。

 

ちなみにアポで頻繁に利用するヒルズだがトイレの位置は把握してなかった。

「あれ、トイレ見つからない…ね。」テンパるワルサー。

「えぇー。どうしよう〜。」困るおいらんと純次。

 

ゆきとアイコンタクトした。さぁ、TTPの始まりだ。

「じゃあ…、ここから近いし、

ワ、ワルサーの家に行って…着替えたらド、ドウカナ?」

ゆきからルーティーン、TTP『六本木劇場』のパスが来た。

確かここで俺は反対しつつ、直家の流れにしなければいけないはずだ。

「俺ん家、せ、狭いし、もっと良い所がアルハズダヨ?」

「いや、ここで彼女たちに寒い思いさせてもダルいだけやん?」

「じゃあ俺ん家、行く?」「うん。」

 

ぎこちなさ過ぎるワルサーとゆきのやりとりを見守る2人。

ワルサーはタクシーの助手席で必死にブログで予習しながら家へと向かった。

 

3:00 ワルサー邸in

 

家まで来たのはいいものの、

ギクシャクした動きのナンパ師2人に連れられて、

2人は退屈そうだ。どうする。

 

そうだ、ゲームで盛り上げよう。でもどうやって?

山手線ゲームと王様ゲームぐらいしか知らない上に、

ゆきとこの手のゲームをしたことすらなかった。

 

万事休すか。

 

くるくるするにはセパらなければいけない。

「ワルサー、さ、酒ないでしょ?俺買ってくるよ。」

いきなりショッピングセパレートをぶっこむゆき。

先ほどタクシーの中で「俺ん家には酒が余りにあまってる」と、

宅飲みルーティーン『酒蔵』を使ったばかりだ。もうウイングに乗っかろう。

 「うん、じゃあゆきと純次で買ってきて。」

 

3:30

 

2人きりになってからはいつもどおりだ。

おいらんの恋愛遍歴を引き出し、理想の男を演じる。

ギラつく。貞操観念が固いのか、予想外に苦戦する。

出会ったその日にはしたことないグダ。

軽い女じゃないグダ。想定の範囲だ。

「じゃあ今日がデビュー戦だね。記念日だ!」

「何それ笑」

グダが続き、重くなる雰囲気を軽くする。

仕切り直すルーティーン『アニバーサリー』。

おいらん即。

 

4:45

 

「あ、あいつらいつまで買い物行ってるんだろうね。」

わざとらしく思い出す。純次は携帯をワルサー邸に置きっ放しにしていた。

ゆきに即報を飛ばす。もちろんくるくるを狙いに行く。

 

「即れず。純次、難攻不落。担当変更でも無理かと。」

 ゆきから悲しい連絡が入る。ワルサーはゆきに全幅の信頼を置いている。

試合終了のホイッスルが鳴った。

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<振り返り>

ワルサーはコンビ即を達成した時が最も気持ちが良いです。

今回は未体験である、くるくるに挑戦してみましたが、

散々な結果となりました。

 

凄腕の方を真似るだけでも難しいですが、

まだまだナンパスキルは守破離でいう守のフェーズ。

 

TTPにおいても準備とシュミレーションを入念に行い、

今後もくるくる含む高次元のナンパに挑戦していきます。

 

また最近の関心事として、ナンパクラスタでも話題にのぼりがちな

「相方(ウイング)の存在」があります。

 

理想論はお互いのプレイスタイルや思考を熟知したウイングがいれば、

最高ですが、いつでもどこでもコンビを組めるとは限りません。

 

会社の同僚との飲み帰りなど、非ナンパ師の方とのナンパ。

非常に発生しやすいこのシチュエーションにおいて、

スムーズな連れ出しや、

コンビ即(またはくるくるや乱)の成功率の高め方も、

今後取り組んでいきたいテーマです。

 

ワルサー